おすすめの給食管理システム
7選をご紹介します!
教育施設や介護施設などで出される給食は、毎日違う献立で栄養バランスが考えられており、そこで過ごしている方の健康に配慮されています。そんな献立や栄養について考えるのが栄養士という仕事ですが、じつは栄養士の仕事は多岐にわたります。
献立や栄養を考える以外に、食材の発注や在庫管理、発注に関する伝票作成などを手作業で行う現場も多く栄養士の負担が大きくなっています。それらの業務を効率化するためにおすすめしたいのが「給食管理システム」です。これから給食管理システムを導入する場合、システムの数も多く、それぞれできることや価格などもさまざまなので、
・どのシステムを導入すればいいの?
・給食管理システムでなにができるの?
・施設や調理形態には対応しているの?
といった疑問や課題が生まれると思います。
そこで当サイトでは、給食管理システムの導入を検討している方の疑問・課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。
サポート体制や機能など、こだわりで選ぶおすすめの給食管理システムや、給食管理システムを利用するうえで知っておきたい情報、WEBアンケートに基づき実際に給食管理システムを利用している方の口コミや評判についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。そしてより効率的に給食管理を行えるようにしましょう。
給食管理システムとは?給食管理システムでできること
さまざまな施設で給食を提供するためには、それに関する幅広い業務を行える栄養士の確保が必要になります。そしてその業務のサポートとなるのが、給食管理システムです。
給食管理システムはおもにパソコンなどで使用できるソフトで、給食の栄養管理を行うことができるのが大きな特徴です。給食管理を行う現場では現在も手作業で業務をこなすことが多いですが、給食管理システムを導入することで業務を効率化でき現場の負担を減らせます。
ここでは具体的に給食管理システムでどのようなことができるのかをご紹介します。給食管理に悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
献立作成
給食管理システムでできることのメインの1つが献立作成です。献立はメニューの組み合わせや分量なども合わせて考えなければならないため、栄養士の業務の中でも多くの時間や手間がかかる作業です。
給食管理システムを導入すれば、1か月分の献立のスピーディな作成や、必要に応じて日別の献立登録などを行うことができます。教育施設で使用する場合は学齢等による食材分量の違いなどのデータ作成もでき、柔軟な献立の作成が可能になります。
また、これまでの献立を蓄積し、新たな献立やサイクルメニューを作成する場合にも簡単に活用することもできます。手作業や記憶ベースで行ってしまうと、どうしても似たような献立になってしまうことや不自然な組み合わせになってしまうこともあるでしょう。給食管理システムの献立作成機能を使用すれば、そのような問題も解決することができます。
栄養管理
献立を考える際に重視するのが栄養です。バランスや必要な栄養素、カロリーなどに配慮し、学齢や個人の状態に合わせた栄養の給食を提供しなければならないからです。
手作業での栄養管理では献立ごとに栄養価を計算したり、バランスのいい組み合わせにしたりという作業があり、とても手間や時間がかかります。そこで給食管理システムの栄養管理の機能を使うことで、現場のニーズに応じた栄養管理が簡単に行えるようになるのです。
学校給食においては文部科科学省が指定する「学校給食実施基準」を基準値に設定し、年齢ごとの栄養摂取値と基準値を見ながら年齢別の栄養管理を行うことができます。不足している栄養素なども目で見て分かるので、より効率的に栄養管理ができるようになるでしょう。
発注管理
栄養士の仕事には栄養バランスの取れた献立を考えることのほかに、それらを提供する際に必要な食材の発注も含まれています。とくに複数の学校や施設を受け持っている場合、発注量がそれぞれの施設でバラバラなのでミスのないよう慎重に発注を行わなければなりません。
また納入業者が複数であるケースも多く、その場合業者ごとに発注を行わなければならないため、より作業や手続きは煩雑になってきます。さらに給食は現場ごとに納入日や、休日が異なる場合があるため、それらの管理も行わなければなりません。
給食管理システムでは、そのような複雑な発注量の計算や発注書の作成などの管理を画面上で行うことができるので、現場ごとへの対応がしやすくなります。効率的かつミスを減らすことにも繋がるので、現場の負担を大幅に軽減することができるでしょう。
帳票出力
献立が決定したら、献立表を配布するための印刷やデータ出力という作業を行う必要があります。さらに栄養報告書の提出時にも、献立や栄養について記載された帳票を出力することがあるでしょう。
このような場合にも給食管理システムを導入していれば、さまざまな形式での出力ができ別途帳票の作成などを行う手間を省くことができます。また、出力項目やレイアウトの変更などに対応しているシステムが多いため、必要に応じて使いやすい形式で出力できるのも魅力です。
おすすめの給食管理システム7選比較表
イメージ | |||||||
製品名/会社名 | らくらく献立8(らくらく献立7)/株式会社夢工房 | わんぱくランチ/株式会社アドム | Mr.献ダテマン/株式会社カイテクノロジー | カロリーメイク/株式会社東洋システムサイエンス | EIBUN/株式会社コーエイコンピューターシステム | Medical Lunch/株式会社エフコム | メニューリンク/ソフトム株式会社 |
おすすめ ポイント | 新規導入も安心のサポート体制が充実 様々な業態に対応可能 画面の見やすさ・操作性の良さ | 業界シェアが高い 豊富な帳票類 保育園・幼稚園専用 | 導入実績多数 幅広い業態に対応 常に進化を続けている | 使いやすさが抜群 献立作成機能が充実 アレルギー管理にも対応 | 自動でひとり分量が計算される 栄養基準を期間ごとに設定可能 データの一元管理も行える | 帳票がすべてExcelで出力可能 クックチル対応 オンラインデモあり | 対応可能な業態の幅が広い 費用がリーズナブル 成分表更新にも対応 |
対応施設 | 施設、保育園、給食会社、学校、介護施設、病院 | 保育所など | 保育園、老人福祉施設、施設運営会社、 給食会社、病院、食品販売会社など | 保育園・学校・福祉施設・病院・栄養施設など | 学校・保育園・こども園病院・施設産業給食など | 病院・介護施設・給食委託業者など | 学校・福祉施設・給食会社など |
価格 | 月額利用料制かパッケージ購入から選択。 詳細は要問い合わせ | システム料金:定価29万7,000円(税込) 年間保守契約:4万6,860円(税込) | 月額料金制 保育園用・施設用・給食会社用:2,500円×ユーザー数/2,400円×事業所数 病院用:10,000円×ユーザー数/9,600円×事業所数 食品販売会社用:(要問い合わせ) | 要問い合わせ | 4万1,800~10万1,200円ほか、オープン価格(保育園・こども園版の場合) 保守パック:年間6,600円、1万9,800円、3万9,600円の3つのプラン | 要問い合わせ | 介護福祉施設向け:月額5,280円(税込)、プロフェッショナル版月額1万6,500円(税込) 給食サービス事業者向け:エントリー版月額4,950円(税込)、プロフェッショナル版月額1万6,500円(税込) ※初期導入費用は別途必要 |
お試しサービス | 訪問かオンラインデモ | デモ動画配信、オンライン版無料お試しサービス | 保育園用と施設用のみ無料でお試し可能 | 訪問かオンラインでデモ | デモ版体験可能 | オンラインデモあり | 体験版申し込み可能 |
サポート | サポート方法 電話・オンライン・メール・FAX訪問指導・来社でのご指導 ※一部優待価格 1年に1回システム改良版を配布 あんしん保守サービス(有料) | サポート方法 電話・メール・FAX・オンライン CSP年間保守契約サービス(有料) | サポート方法 電話・メール・リモート | サポート方法 電話・メール・オンライン 安心サポートパック(費用について記載なし) | サポート・保守パック(有料) | 記載なし | サポート方法 メール・電話 定期的なバージョンアップやWebセミナーなどで情報発信あり |
標準搭載データ | 料理データ 約800件 保育園版:1年間のサンプル献立 | 保育園専用料理サンプル約2,000件 | 献立作成に必要な食品サンプルデータ等を数多く搭載(数に関しては記載なし) | 学校版:サンプル料理約180件 児童福祉版:サンプル料理100件以上 | 月間サンプル献立、サンプル料理カード、市販食品データを用意(保育園・こども園版の場合) | 記載なし | 食品データ、料理データが数百件 |
詳細 | 詳細はこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
公式サイト | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ |
おすすめの
給食管理システム7選!
らくらく献立8(らくらく献立7)/株式会社夢工房
おすすめポイント
ポイント1 | 豊富な導入実績! |
ポイント2 | 安心・安全な給食づくりをサポート! |
ポイント3 | 画面の見やすさ、操作性が抜群! |
こんな人におすすめ!
-
充実のサポートで安心して利用したい方
-
業態に合ったサービスを採用したい方
-
徹底したアレルギー管理がしたい方
複数端末で情報を共有することができる!インターネット環境がなくても利用可能!
らくらく献立8(らくらく献立7)は、1台のパソコンで使用する場合はインターネット環境がなくても利用可能です。複数端末でデータを共有するプライベートネットワーク版やクラウド版もあり、利用の形態や環境にあわせて、製品を選べます。
サポート体制も充実しており、オンラインサポート、電話サポート、FAXサポート、メールサポート、訪問指導といったことをしてもらうことができるので、導入時もその後のことも心配ありません。
基本情報
タイプ | プライベートネットワーク版、クラウド版、インストール版 |
料金 | 月額利用料制かパッケージ購入から選択。詳細は要問い合わせ |
サポート | 導入指導/メール・電話・FAXでの無料相談/1年に1回システム改良版を配布/インターネットを利用したオンラインサポート/有料のあんしん保守サービス |
問い合わせ方法 | TEL:078-291-7786(平日9:30~12:00/13:00~17:00) FAX:078-291-7127 メールフォーム |
対応施設 | 施設、保育園、給食会社、学校、介護施設、病院 |
機能 | 献立作成・調理計画、栄養管理、個人管理、発注管理、帳票出力など |
無料体験版 | あり(要問い合わせ) |
口コミ・評判
新しく操作や活用方法も増え、自施設に合った帳票作りが出来、助かっています。 これからも色々な幅広い対応が出来るようによろしくお願いします。
わんぱくランチ/株式会社アドム
おすすめポイント
ポイント1 | シェアが業界トップ |
ポイント2 | 豊富な帳票類 |
ポイント3 | 保育園・幼稚園専用 |
こんな人におすすめ!
-
実績が豊富なシステムを使いたい方
-
毎月の献立をまるまるお任せしたい方
-
栄養バランスが気になる方
業界トップのシェアを誇る!帳票類を100種類用意している!
わんぱくランチは保育園・幼稚園専用の給食管理システムです。インストールは5分ほどで完了し、難しい初期設定などはなく、充実した操作マニュアルや保育園専用料理の献立が2,000種類以上登録されているなど、導入のハードルが低くなっています。
帳票の種類も100種類以上存在し、随時追加されていくため、さまざまな場面で役立ちます。
基本情報
タイプ | インストール版 |
料金 | システム料金:定価29万7,000円(税込) 年間保守契約:4万6,860円(税込) |
サポート | 購入後の無料電話サポート/有料のCSP年間保守契約サービス |
問い合わせ方法 | TEL:0120-166-221、0567-23-2221 FAX:0120-622-263、0567-26-2060 (平日10:00~17:00※祝祭日、年末年始を除く) E-mail:adm@admcom.co.jp メールフォーム |
対応施設 | 保育所など |
機能 | 目標量設定・献立作成・複数施設管理・在庫管理・園児管理など |
無料体験版 | あり(2週間) |
口コミ・評判
給食ソフトそのものを触ったのが初めての経験。どのように操作したらいいのか、正直、戸惑いもありました。でも、画面が見やすく、操作もしやすい。しかも使用説明書が、写真付きの解説でわかりやすい。おかげで、すぐに慣れました。 わんぱくランチにある献立が、すごく助かっています。品目の多彩さ、栄養バランスなどもよく考えられているうえに、なんとってもおいしいのがいいですね!
他の給食ソフトも使ったことがありますが、わんぱくランチソフトはとても使いやすいです。毎日の現場業務の中で事務作業は現場が終わってからになり、その中で使いやすくスムーズに献立作成ができたり、わからない事はTELで教えて下さるのでとても仕事がやりやすいです。
Mr.献ダテマン/株式会社カイテクノロジー
おすすめポイント
ポイント1 | 導入実績多数 |
ポイント2 | 幅広い業態に対応 |
ポイント3 | 常に進化を続けている |
こんな人におすすめ!
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30年間以上、開発、機能反映を続けているシステムを利用したい方
-
栄養士の資格を持つ専門家のサポートを受けたい方
-
継続率が高いシステムが良い方
さまざまな運営施設に対応!栄養士資格を持つ専門家が開発を担当!
Mr. 献ダテマンは保育園や老人福祉施設、病院のほか、給食会社や食品販売会社に対応しています。さまざまな運営施設や幅広い業態に対応していることから、豊富な導入実績があります。
栄養士資格を持つスタッフがユーザーの声を反映しながら開発・機能反映を繰り返し、日々進化し続けている給食管理システムです。
基本情報
タイプ | クラウド版、インストール版 |
料金 | 月額料金制 保育園用・施設用・給食会社用:2,500円×ユーザー数/2,400円×事業所数 病院用:1万円×ユーザー数/9,600円×事業所数 食品販売会社用:(要問い合わせ) |
サポート | 栄養士による専門のサポートダイヤル |
問い合わせ方法 | TEL:0120-990-572(平日9:00~17:00) メールフォーム |
対応施設 | 保育園、老人福祉施設、施設運営会社、給食会社、病院、食品販売会社など |
機能 | 献立機能・発注機能・権限管理・インフォマート連携・受発注連携・アレルギー対応機能など |
無料体験版 | あり |
カロリーメイク/株式会社東洋システムサイエンス
おすすめポイント
ポイント1 | 使いやすさが抜群 |
ポイント2 | 献立作成機能が充実 |
ポイント3 | アレルギー管理にも対応 |
こんな人におすすめ!
-
簡単に献立作成がしたい方
-
アレルギー管理にも力を入れたい方
-
栄養士のレシピも活用したい方
学校給食の管理に特に人気!使いやすさにこだわられている!
カロリーメイクは栄養士の給食管理に関する面倒な計算・書類作成などの業務を簡単かつ迅速にしたいという思いのもと開発されました。
保育園や施設・病院にも対応していますが、特に学校給食におけるシェアが高く、人気といえます。献立作成に関する機能が充実していて、さまざまな形での献立作成が可能です。サポート体制も整っています。
基本情報
タイプ | インストール |
料金 | 要問い合わせ |
サポート | 電話・リモートアクセスによるサポート/ソフトウェアのバージョンアップ/データの障害対応 など |
問い合わせ方法 | TEL:045-451-3191 FAX:045-451-3291 メールフォーム |
対応施設 | 保育園・学校・福祉施設・病院・栄養施設など |
機能 | 【学校版】らくらく献立作成・献立原案機能・発注機能(学校版のみ)・アレルギー機能・出力帳票・複数校の管理など |
無料体験版 | あり |
EIBUN/株式会社コーエイコンピューターシステム
おすすめポイント
ポイント1 | 自動でひとり分量が計算される |
ポイント2 | 栄養基準を期間ごとに設定可能 |
ポイント3 | データの一元管理も行える |
こんな人におすすめ!
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すべての帳簿をExcelでも出力したい方
-
簡単操作で効率よく管理がしたい方
-
業態に合ったサービスを利用したい方
10段階の年齢区分ごとに献立のひとり分量を自動計算!年間サポートも用意!
EIBUNでは、献立に関して換算係数による10段階の年齢区分ごとにひとり分量が自動計算されます。栄養基準を期間ごと、食事ごとに設定することもでき、状況に応じて柔軟に設定を変更して対応することが可能です。
発注・検収・受払までデータを一元管理することもできるようになっていて、各種帳票類はすぐに印刷することもできます。
基本情報
タイプ | クラウド、インストール |
料金 | 4万1,800円~10万1,200円ほか、オープン価格(保育園・こども園版の場合) 保守パック:年間6,600円、1万9,800円、3万9,600円の3つのプラン |
サポート | リモートサポートサービス/年間保守パック など |
問い合わせ方法 | TEL(本店):0877-44-1668 FAX:0877-56-2208 メールフォーム ※本店のほか、全国各地に支店・営業所あり |
対応施設 | 学校・保育園・こども園病院・施設産業給食など |
機能 | 【学校版】献立作成と栄養計算・食数登録・発注、検収、受払管理など |
無料体験版 | あり(最大3か月無料) |
Medical Lunch/株式会社エフコム
おすすめポイント
ポイント1 | 帳票がすべてExcelで出力可能 |
ポイント2 | クックチル対応 |
ポイント3 | オンラインデモあり |
こんな人におすすめ!
-
マウス操作ひとつで簡単に操作したい方
-
メニューの作成を補助する機能を使いたい方
-
医療分野に特化したサービスも合わせて利用したい方
栄養管理業務のトータルサポートが可能!帳票をすべてExcelで出力できる!
Medical Lunchは病院や介護施設などでの栄養管理業務をトータルサポートすることができるシステムです。個人の食事情報の管理から献立の作成、食材の発注管理といったことまでもが行えるようになっています。
使用していく中で蓄積されたデータはすべてExcel形式で出力することもでき、二次利用しやすいのも強みです。
基本情報
タイプ | インストール |
料金 | 要問い合わせ |
サポート | 記載なし |
問い合わせ方法 | 郡山本社 TEL:024-922-2555 FAX:024-922-2696 メールフォーム ※本社のほか、複数の支店あり |
対応施設 | 病院・介護施設・給食委託業者など |
機能 | 食事管理・献立管理・食材管理・統計管理・栄養指導管理など |
無料体験版 | 記載なし |
メニューリンク/ソフトム株式会社
おすすめポイント
ポイント1 | 高機能で対応可能な業態の幅が広い |
ポイント2 | 費用がリーズナブル |
ポイント3 | 成分表更新にも対応 |
こんな人におすすめ!
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低価格でシステムを利用したい方
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過去の献立との重複チェック機能を活用したい方
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専任の栄養士によるサポートを受けたい方
どんな給食業態にも対応できる高機能システム!月額費用も安い!
メニューリンクには献立管理・発注管理・栄養管理・仕入管理・他店舗データ管理といった機能が搭載されていて、非常に高機能です。そのため、幅広い業態に問題なく対応することができます。
導入のためのコストもとても低く、エントリー版に関しては月額4,950円(税込)/1ライセンスで導入することができるようになっています。
基本情報
タイプ | クラウド |
料金 | 介護福祉施設向け:月額5,280円(税込)、プロフェッショナル版月額1万6,500円(税込) 給食サービス事業者向け:エントリー版月額4,950円(税込)、プロフェッショナル版月額1万6,500円(税込) ※初期導入費用は別途必要 |
サポート | バージョンアップ/成分表更新/Webセミナー/有償オプションで電話サポート |
問い合わせ方法 | TEL:03-3944-2991(平日9:00~17:00) メールフォーム |
対応施設 | 学校・福祉施設・給食会社など |
機能 | 献立管理・発注管理・栄養管理・管理施設など |
無料体験版 | あり |
給食管理システムについて
WEB(ネットワーク)版とインストール版の違いについて
給食管理システムは、web版とインストール版の2種類が存在します。どちらも管理能力に優れていますが、細かな違いがあります。
まず、大きな違いとして挙げられるのが費用面です。
インストール版は買い切りのため、一度購入すれば追加費用を払うことがありません。web版と比べて多少費用や手間がかかるものの、ネットワークに接続しないことからセキュリティ面でも優れています。そのため、「自分の求めている機能があるか」や「実績は豊富か」など、チェックしてから慎重に購入してください。不安な方は、事前に体験サービスを利用するとよいでしょう。
別の違いとしては、ソフトの利便性が挙げられます。インストール版では、パソコンのセットアップから環境設定までかなりの手間がかかります。その点、web版はインターネットとPCがあればソフトを利用可能です。管理しているデータは各システムのクラウド上に存在しているため、PCが故障してもデータ紛失の心配がありません。
また、web版の強みとしては、手軽に利用できる点にもあります。web版は毎月の利用料がかかりますが、低コストで提供している管理システム会社がほとんど。管理システムの契約は途中で打ち切ることもできるため、自分に合わなかった場合すぐに切り替えられるのが強みです。
このように、インストール版とweb版にはいくつかの違いがあります。特に、コスト面はシステムを利用する際に考慮しなければならない必須ポイントになりますので、それぞれのメリットとデメリットをチェックしてから選ぶようにしましょう。
給食管理システムの費用相場
給食管理システムを導入する場合、費用について悩む方もいるかもしれません。予算を立てるためにも、給食管理システムの相場についてチェックしておきましょう。
給食管理システムは製品によってWEB版やインストール版などさまざまなタイプが発売されており、タイプによっても相場は異なります。WEBタイプの場合は月額1,980円~19,800円、インストールタイプでは4万円~50万円程度、またオンプレミスタイプでは29万7,000円~88万円程度と同じタイプでも価格は幅広いです。
価格差は機能差やオプションの有無などが影響しています。別途管理費が必要になるケースもあります。必要な機能によって選ぶべきシステムは異なるため、まずは気になる給食管理システムの費用をお問い合わせにて詳しく確認してみるのがおすすめです。
給食管理システムを導入するメリット
給食管理システムの導入を検討するにあたり、知っておきたいのが導入した際のメリットです。これまでのような手作業での業務では大きな負担になっていた部分も、給食管理システムを導入することで解決できる可能性があります。
業務時間を短縮できる
これまで栄養士が手作業などで行っていた業務の一部を自動化することが可能であるため、作業時間を大幅に短縮することができます。なかでも時間がかかる栄養計算は、成分表を確認しながらひとつひとつ計算している現場も多いですが、システムを使えば一括で計算が完了するので計算で苦労することはありません。
もちろん献立作成も簡単に行えるようになるので、業務全体の時間を短縮でき、人手不足の解消にも繋がるでしょう。
アレルギー管理がより確実になる
給食の献立を考える際に注意しなければならないのがアレルギー管理です。学校などの施設にはアレルギーを持つ方も多く、対象となる食材もそれぞれ異なるため、細かなアレルギー対応を行う必要があります。
給食管理システムのなかには「学校のアレルギー疾患に対する取組ガイドライン」に対応しており、簡単にアレルギー対応食を作成できる機能が搭載されているものもあります。また管理が人的なものになると、どうしてもヒューマンエラーが発生するリスクは避けられません。
アレルギーは最悪の場合命に関わる問題であるため、確実に管理ができアレルギー対応の献立をスムーズに考えられる給食管理システムは、学校やさまざまな施設で導入されるべきものだといえるでしょう。
ミスを減らすことができる
アレルギーに関するものも含め、給食に関する業務のミスを減らすことができるのも給食管理システムを導入する大きなメリットです。たとえば複数の業者に食材の発注をしている場合や発注量が多い場合などは、どうしてもミスが起こりやすくなってしまいます。
その点給食管理システムを利用すれば、献立のデータと食数をもとに発注書を自動で作成できるので、発注量のミスが起きることはありません。また業者ごとに発注書の作成を行えるため、業務の時間を短縮でき発注漏れなども防ぐことができるでしょう。
ミスが発生してしまうと、栄養士や担当者の心的な負担につながります。それを避けるためにも、さまざまな業務を効率的に行えるようになる給食管理システムを導入するのがおすすめです。
「給食管理システムを選ぶときに重視するポイントはなんですか?」WEBアンケートで調査!
給食管理システムがいかに魅力的なツールなのかをたくさん紹介してきましたが、いざそうしたシステムを導入するとなった場合、どういったポイントを重視したほうがよいのでしょうか?当サイトではWEBアンケートによる調査を行ったので、ぜひ参考にしてみてください。
第1位は「サポート体制がととのっているか」でした。給食管理システムにはさまざまなものがあり、どのようなものを選んだとしてもかなりの恩恵を得られますが、そのためには使いこなせるようになる必要があります。
使いやすい仕様になっている場合が多いのでそれほど心配することはないでしょうが、なにかトラブルが起こったときなどのことも考えて、サポート体制はできる限り万全になっているシステムを選ぶようにしましょう。
第2位は「操作が簡単か」でした。上記のように、システムはきっちり使いこなして初めて効果が表れるものとなっており、なるべく簡単な操作のものを選ぶのがおすすめです。
優れた給食管理システムは、操作が簡単だという点からも人気を集めています。パソコンをあまり使い慣れていないような人であっても問題なく使えるくらい簡単なものもあるので、ぜひ探してみてください。
第3位は「自施設に対応しているか」でした。システムによっては、自施設では導入できないということもありえます。
契約をしてから、導入することができなかったということにならないよう、あらかじめしっかり確認しておくのが大切です。ホームページを見たり、問い合わせたりして、間違いなく導入できることを確かめたうえで決めるようにしてください。
アンケートの結果は以上となります。続いては、給食管理システムを選ぶときのポイントを紹介していきます。
給食管理システムを選ぶときのポイント
業務効率化やミス防止などさまざまな観点から、給食管理システムを導入しようと考える学校や施設は増えているようです。しかし現在多くの給食管理システムが発売されているので、どれを選べばいいか分からないと悩む方もいるのではないでしょうか。ここでは多くの給食管理システムのなかから最適なものを選ぶために、チェックしたいポイントをご紹介します。
施設に対応しているか
給食は教育施設や介護施設の他に企業の社員食堂で提供される産業給食などもあり、施設によって献立の内容や栄養バランスは大きく異なります。そのため給食管理システムを導入する場合は、利用する施設に対応しているかを確認しましょう。
ひとつのソフトであらゆる施設に対応しているケースと、施設別のシステムが販売されているケースがあります。複数の施設で利用する場合は前者の方が便利ですが、施設別の方は専門性が高く現場ごとに扱いやすくなっていることもあります。どちらが適しているのかをよく考えたうえで、施設に最適な給食管理システムを選びましょう。
調理形態に対応しているか
対応している調理形態も、給食管理システムを選ぶうえで重視したいポイントです。最近では給食現場での負担軽減や衛生面の考慮などの理由から、現場で調理を行っていない施設も複数あります。
たとえば施設ごとではなく、複数施設の調理を一括で行うセントラルキッチン方式、安全に食品を保存しておけるクックチル、真空調理、ニュークックチルなどの新調理で対応している施設も増えています。それらに対応している給食管理システムにも注目しておきたいところです。また、施設によって導入している調理形態が異なる場合もあるので、複数の形態に対応できるシステムを利用したほうが便利で安心感があるでしょう。
複数端末でのデータ共有は可能か
複数の栄養士が勤務している場合や、いくつかの施設を1人の栄養士が兼務している場合では、施設により個別にデータを作成しなければならないケースがあります。さらにスムーズに、そして手間なく給食管理を行えるようにするためには、複数端末でのデータ共有ができるシステムを導入するのがおすすめです。
データ共有では現行の献立・発注状況だけでなく、過去のデータを振り返ることもできるのでスタッフ間での確認もしやすくなります。これは、ミスの防止や業務効率化につながるでしょう。ぜひ給食管理システムは複数端末でデータ共有できるタイプを選んでみてください。
サポート体制は充実しているか
とくに初めて給食管理システムを導入する場合、分からないことや難しく感じてしまうことがあると導入を諦めてしまうケースもあります。そのようなことが起きないようにするために、サポート体制が充実しており、どんな施設でも安心して導入できる給食管理システムを選ぶことが大切です。
たとえば操作で分からない部分があった場合に、電話やメール、FAXでの確認・質問ができると便利です。また万が一電話や文章だけでは解決しない場合に、操作画面を共有して案内してくれるオンラインサポートなどもあると不安を感じにくいでしょう。
また、それ以外にも食事摂取基準や食品成分表が改訂されたときのアップデート、インストールCDを紛失・破損した場合のダウンロードサービスなどのサポートまであればより安心です。サポートが充実していると導入へのハードルが下がり導入しやすくなるので、ぜひサポート体制もチェックして給食管理システムを選んでください。
給食管理システムを導入して業務負担を軽減しよう!
これまで手作業が多かった給食管理は、システムに移行することで大幅に現場の負担や手間を軽減することができます。給食管理システムは人的なミスの防止や、人員入れ替え時の引き継ぎの簡略化などさまざまなメリットがあります。
多くの給食管理システムがありますが、まず気になる給食管理システムの資料請求などを行い機能や費用を比較しましょう。そして施設にとって最適な給食管理システムを導入し、業務効率化やミスの防止を実現させてください。
栄養士の業務負担を軽減!給食管理システムで何ができる?
栄養士は業務負担が大きい?給食管理業務の課題とは
栄養士は献立の作成や栄養計算だけではなく、個別のアレルギー管理、食材の発注、帳票の作成など、幅広い業務に対応しています。そのため栄養士の業務負担は大きく、長時間の勤務を余儀なくされることもあります。給食管理システムを導入することで業務効率のアップを図ることができますが、まだまだ「給食管理システム」の認知度は低いのが現状。 そこで株式会社夢工房が提供する「らくらく献立8(らくらく献立7)」を例に、給食管理システム導入のメリットを見てみましょう。
パソコンの操作が不慣れな方にも安心! 夢工房「らくらく献立8(らくらく献立7)」の魅力とは