「データが多くて有効活用できない」「アナログな献立作成に限界を感じる」など給食管理に不安をお持ちではないですか?本記事では給食管理に困っている方に向けて、給食会社におすすめの栄養管理ソフトを3つ紹介します。給食管理ソフトを導入すれば、一括で色々な情報をまとめられるので、業務を効率化できますよ!
らくらく献立7
らくらく献立7の基本情報
会社名 | 株式会社 夢工房 |
住所 | 〒651-0096 兵庫県神戸市中央区雲井通二丁目1番9号 TSKK神戸4階 |
電話番号 | 078-291-7128 |
タイプ | プライベートネットワーク版、クラウド版、インストール版 |
料金 | 月額利用料制かパッケージ購入から選択。詳細は要問い合わせ |
サポート | 導入指導/メール・電話・FAXでの無料相談/1年に1回システム改良版を配布/インターネットを利用したオンラインサポート/有料のあんしん保守サービス |
問い合わせ方法 | TEL:078-291-7786(平日9:30~12:00/13:00~17:00) FAX:078-291-7127 メールフォーム |
らくらく献立7のおすすめポイント
- 定食・弁当・カフェテリア形式など、献立分類を自由に設定可能
- 販売価格を登録し、原価率を自動計算
- 料理や食材の重複を簡単にチェックできる
複雑化する給食現場の安心・安全をサポートするために生まれたのが「らくらく献立7」です。ここではらくらく献立7の機能を紹介します。
食材の重なりやアレルギー食材がひと目でわかる
らくらく献立7では栄養管理に関する機能がたくさんついています。主な機能としては、以下ものが挙げられます。
・料理毎に調理指示・盛りつけ指示用の区分表示が登録でき、献立表や調理表などに出力可能
・食材ごとに 切る、焼く、揚げるなどの調理工程を登録可能
・複数の栄養成分基準値と食品類別基準値を設定可能
・アレルギー対応献立・禁止食対応献立の作成が可能
・糖尿病や腎臓病に必要な「食品交換表単位表示」や栄養素を細分化が可能
・原材料情報のデータを出力可能
・基準値と摂取値を比較するレーダーチャートは充足率や許容範囲の確認が可能
また、原価管理機能が充実していいるため、柔軟で効果的な原価管理ができるでしょう。
セントラルキッチン方式などの複数調理場・新調理に対応
セントラルキッチン方式を含む複数の調理場や新しい調理方法(クックチル、真空調理、ニュークックチル)に柔軟に対応し、調理計画画面を活用して計画を立てることで、食品の廃棄量や無駄を徹底的に削減し、作業効率を飛躍的に向上させることが可能です。
メニューリンク
メニューリンクの基本情報
会社名 | ソフトム株式会社 |
住所 | 〒112-0012東京都文京区大塚2-1-9 茗荷谷大矢ビル3F(受付)・2F |
電話番号 | 03-3944-2991 |
タイプ | クラウド |
料金 | 介護福祉施設向け:月額5,280円(税込)、プロフェッショナル版月額1万6,500円(税込) 給食サービス事業者向け:エントリー版月額4,950円(税込)、プロフェッショナル版月額1万6,500円(税込) ※初期導入費用は別途必要 |
サポート | バージョンアップ/成分表更新/Webセミナー/有償オプションで電話サポート |
問い合わせ方法 | TEL:03-3944-2991(平日9:00~17:00) メールフォーム |
メニューリンクのおすすめポイント
- メニューリンク献立複写や過去料理検索の機能を強化。
- インターネットとパソコンがあれば、どこからでもメニューリンクにアクセスできる。
- 少ない手数で利用できるシステムになっている。
給食管理では「過去の献立情報の引用のしにくさ」が課題でした。この課題を解決し、給食管理を簡単にしたのがメニューリンクです。どんな人でも使えるように「高機能×低価格×安心・安全」となっており、導入すれば生産性向上に繋がります。ここからはメニュ―リンクの特徴を大きく2つに分けて紹介します。
■栄養士が考案!かんたん操作で給食管理ができる
ここからはメニューリンクの操作性について解説します!
・給食管理がとっても簡単
献立の複写や過去の料理検索機能が強化されたメニューリンクは、過去の献立情報の引用がしやすくなっています。また食品や料理における重複をさまざまな条件で確認できる機能を採用しているため、間違って同じメニューを提供することがなくなります。
・操作がとっても簡単
給食管理システムは導入したその場から毎日使うものになります。そのためメニューリンクはとことん使いやすさにこだわり、機械が苦手な方でも感覚的に利用できるよう設計されています。
たとえば表示欄にキーワードを入力することで検索候補を表示する機能や、キーボードのみでの操作が可能なこと、ログインIDごとに情報設定ができる機能などがあげられます。
・どこからでも利用できる
会社に居なくても、インターネットとパソコンがあれば、どこからでもシステムにアクセスできます。また自社内でデータ共有ができるため、それぞれが記録したデータが会社の資産となります。
献立作成から発注管理、栄養管理まで一括で行える
メニューリンクでは、最大42日、42種の献立を一斉表示できたり、原価や栄養素を確認したりしながら献立を作成できます。また発注管理では施設ごとに仕入れ先を設定したり、必要発注量を確認したりできます。
さらに栄養価月報や給与食品検討票、栄養報告書などの表が簡単に出力可能です。このほかにも納品チェックをする仕入れ管理や、プロフェッショナル版での複数施設の献立作成が可能である、店舗データ管理なども機能として使えます。
AjiDAS(アジダス)
AjiDAS(アジダス)の基本情報
会社名 | 富士テレコム株式会社 |
住所 | 東京都新宿区西新宿六丁目5番1号 新宿アイランドタワー26F |
電話番号 | 03-3340-6000 |
タイプ | スタンドアロン |
対応施設 | 病院など |
料金 | 記載なし |
機能 | 原価管理、電子カルテとの連携、個人献立、アレルギー情報の登録、代替献立機能、食数管理、発注管理など |
AjiDASのおすすめポイント
- 栄養部門、患者・入所者様、経営層の3つの視点から業務をバックアップ
- 直感的に操作できるインターフェースと、操作性の充実により、毎日の運用を日々効率化
- 管理栄養士による操作教育と365日対応のリモートメンテナンスサポート
「患者さんによって個々の対応をより正確に行いたい」「献立の原価管理を簡単にし、コストダウンにつなげたい」と考えている方はAjiDASがおすすめです。ここからはAjiDASの魅力を2つ紹介します。
電子カルテの連携・栄養指導機能など業務効率UPに貢献
患者さんのカルテと連携することで業務効率をUPすることができます。電子カルテに登録されたアレルギー情報や検査結果、入院情報、バイタル情報などをもとにして1人ひとりに合った献立作成が可能です。
また個人管理機能もついているため、配膳のミスを極力少なくしたり、指定した期間の喫食率からそれぞれの食事量や栄養分析をしたりできます。
指定の期間で原価計算が可能!
献立をつくりながら、同じ画面で時間ごと、日ごとの原価計算を見ることができます。献立が完成してから調整するよりも献立を作りながら原価計算をすることで、業務負担が軽減され、人件費削減が期待できるでしょう。
給食会社での栄養計算ソフトの選び方
給食会社での栄養計算ソフトを選ぶ際のポイント
給食会社は学校や病院などに比べて、特殊な事情を抱えています。そのため、給食会社ならではの事情をふまえて改善できそうな栄養計算ソフトを選ぶことが重要です。今から解説する3つのポイントを押さえて、給食会社にとって適した栄養計算ソフトを選びましょう。
学校や病院など施設の種類ごとに分けて管理ができるか
給食会社は学校給食を作っているイメージが強いですが、保育園や病院、社食などの献立作成や発注などを委託されるケースも多いです。そのため、給食会社で栄養計算ソフトを導入する際は、施設ごとに分けて管理できる機能が付いているソフトが適しています。
また、学校や保育園であれば複数校の給食を委託される場合も考えられます。そのため、施設の種類のみならず、学校や保育園ごとに子どもたちの年齢に合わせて栄養計算ができる機能があると便利でしょう。
栄養管理が行き届くか
当たり前の機能ではありますが、給食会社にとって「栄養管理が行き届くか」は栄養計算ソフトを導入する際にはとても重要なポイントとなります。なぜなら、請負先によっては3食提供する場合があるためです。
学校や保育園の給食であれば昼のみの提供ですが、病院となると3食とおやつまで提供する場合もあります。その場合、学校や保育園の給食に比べて業務量が膨大となり、アレルギー対応や減塩食が必要であることの見落としが発生しやすくなるでしょう。起こりうるミスを想定し、そのミスが改善できるかどうかを考えながら、適した栄養計算ソフトを選びましょう。
給食会社での実績数は豊富か
給食会社は、前述したとおり、学校や病院などさまざまな種類の給食を請け負う可能性があります。そのため、給食会社への実績数が豊富な栄養計算ソフトを選ぶことをおすすめします。
ソフト提供会社の公式HPや資料を確認するのはもちろんのこと、Web上ではおすすめソフトの紹介とともに比較表を掲載しているページもあるため、ぜひ合わせて確認してみましょう。学校や保育園、病院など、さまざまな施設への導入実績があるかどうかがポイントです。
まとめ
いかがでしたか?本記事では「データが多くて有効活用できない」「アナログな献立作成に限界を感じる」などの悩みを抱えている方に向けて、おすすめの栄養管理ソフトを3つ紹介しました。
栄養管理ソフトを導入することで、原価計算や献立作り、発注作業、帳票印刷など細かなさまざまな業務が効率化できます。業務が効率化されることで、一つの業務にかかる時間が減るので、結果的に人員不足の解消にも繋がります。アナログな栄養管理に限界を感じている方はぜひ、栄養管理ソフトの導入を考えてみてはいかがでしょうか?